家計作りにFP資格は必要か?
家計管理・節約のためにFPの勉強がしたい!
↑と思っている方、必見!
このページでは、家計管理ガチ勢目線で、FP資格と家計簿についてまとめています。
本当に必要な資格を知って、効率的に家計管理をすすめましょう♪

家計管理ガチ勢のらくなです。
仕事で得たスキル(監査)を生かし、複式簿記で家計簿をつけています。
FPとは
FP(ファイナンシャルプランナー)は、金融、税制、保険等の総合的な知識を使って、ライフプランを作る技能を持つ人です。
一般的に、結婚や、保険見直し、家を買うタイミングなどで、FP相談する人が多いです。
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
https://www.jafp.or.jp/aim/fptoha/fp/



私は結婚(=保険見直し)と、家を買うタイミングでFP相談をしました
保険会社、銀行、ハウスメーカーなどからFPを紹介されるケースがあります
FP資格と家計簿は無関係?
FP資格で得る技能は、将来の「ライフイベント」を整理し、必要な資金を計算するものです。
これに対して、家計簿は、過去の収支を振り返り、改善点を洗い出すものです。
つまり、FP資格と家計簿は全く別のものであり、FP資格は「家計簿作り」とほとんど関係ありません。
- FP⇒将来必要となるお金の計算
- 家計簿⇒過去のお金の出入りを計算



実際に、当サイトで公開している家計簿も、将来的なプランには触れていません
FP資格があればプランニングできる?
FP資格があれば、簡単にファイナンシャルプランが作れるか?といえば、答えはNOです。
特にFP3級は、金融・会計の基礎的な知識(ほぼ一般常識のみ)で合格できてしまいます。
金融関係のかたなら、ノー勉強で合格できます…(小声)



私は職場のレクリエーションでFP2級を取りました
FP資格は軽~いタッチで取れちゃいます
FP資格は、簡単に取得できる反面、専用ソフトがなければ、ファイナンシャルプランを作ることは難しいものです。
家計簿作りからは脱線しますが、「ファイナンシャルプラン」に興味があるならば、まずはネットで公開されている専用ソフトを使用してはいかがでしょうか
家計簿のためになる資格とは
家計簿作りのためになる資格は、ずばり、簿記(3級)です。
日々のお金の流れは、簿記知識で整理することが可能となります。
- 簿記知識を家計簿作りへ応用できる
- 日々のお金の流れを「仕訳」で表現できる
- 「複式簿記」で正確な家計簿を作ることができる
- B/S(資産の内訳)が作れる
- P/L(収支の内訳)が作れる



簿記3級は、集中すれば3か月程度で取得できます
\独学でOK!/
家計簿作りに資格は不要!
家計簿作りにFP資格は不要です。おすすめの資格は簿記(3級)です。
また、家計簿アプリがあれば、簿記資格さえも不要です。
しかし、家計簿アプリは、「単式簿記」に近い構造となっており、十分な記帳ができるとはいいがたいものです。
そこで、家計簿アプリで物足りない場合は、簿記3級の「複式簿記」や「仕訳」の知識を役立ててはいかがでしょうか?
- 単式簿記は、クレカの「未払金」処理の記録ができない
- 投資のように資産の振替え(現金⇒有価証券)処理の記録ができない



単式簿記は現金や預金の記録に適していますが、「資産取引」の記録ができません。
- 家計簿作りに活かすなら「簿記」!
- FP(2~3級)は、ファイナンシャルプランニングの基礎知識
- 家計簿作りに直接関係しない
- 簿記(3級)は、会計処理の基礎知識
- なくても家計簿は作れる(あるとベター)
- 簿記知識で、家計簿アプリに記録できない部分(資産取引など)を補える



私は、家計簿アプリを卒業して、やよいの青色申告で家計簿を作っています♪
複式簿記は、かゆいところに手が届いてgoodです